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取引先様の声

SUPPLIER's VOICE 取引先様の声

VOICE 06株式会社孫右ヱ門太田様

「一生一品」究極の抹茶を世界へ──234年の歴史と十代目の挑戦

私たち孫右ヱ門は、創業234年です。江戸時代から「茶を通じて人を幸せにする」という想いを受け継ぎ、抹茶づくりに情熱を注いできました。
かつて、抹茶は一部の上流階級のものでした。しかしいま、世界中で“MATCHA”という言葉が親しまれ、多くの方々がその香りと奥深さに魅了されています。本来は一部の方が楽しむ抹茶だったのが、こんなスピードで広がっていく。”認知”されるということはこんなに抹茶業界に影響があるのかと感じています。

本来の抹茶の魅力はお菓子や飲料の材料になることではありません。それらは多くの場合、加工用の抹茶です。私たちが伝えたい抹茶は少し違います。お菓子の材料になるような抹茶とは違う本来の抹茶をつくり、伝えたいと考えています。

飲んでくださった人の反応が楽しい

抹茶は手間を惜しめば、味や色、香りに表れます。茶畑のある場所(土地)、肥料の秘密やそれを撒くタイミング、お茶を摘む絶妙な日、石臼での挽き方までいろいろな方法を試してきました。

いろいろなグレードの抹茶をつくっていますが、究極の抹茶を作るのは「ほんず製法」。現在多くの茶園では化学繊維で茶畑を覆いますが、孫右ヱ門のほんず製法では「よしず」と「わら」で茶畑を覆います。「よしず」と「わら」が折り重なる層により日光が絶妙にさえぎられることで、柔らかく上質の茶葉が育ちます。

遮光や肥料などの生産方法をいろいろ試し、色鮮やかで苦味が少ない抹茶を飲んでもらった時、その方々それぞれの反応を拝見させて頂くのが楽しく、やりがいでもあります。

エクスパンディと組む理由

エクスパンディさんとお付き合いを始めたきっかけは、「人と商品を大切にする姿勢」に共感したからです。海外へ販売するというのは、単に市場を広げることではなく、“まだ知られていないもの”を正しく伝えるという難しさがあります。

抹茶という言葉は世界でも知られるようになりましたが、多くの方がイメージするのはスイーツやドリンクで使われる抹茶です。

しかし、私たちが届けていきたいのは、抹茶本来の香り、旨味、そして心身が整うような一服です。伝統的な抹茶は色(冴え)を何より大切にすると言われ、これは他の市町村や他府県にはあまり見られない特徴でもあります。私たち生産家が長く守り続けてきた大切な項目です。その価値を世界の皆様に理解していただくことは、決して簡単ではありません。

そんな中で、私たちの想いをしっかり受け止め、どうすれば海外のお客様に本質を伝えられるかを一緒に考えてくれるのがエクスパンディさんです。「どう伝えたいですか?」と真摯に尋ねてくださるその姿勢に、深い信頼を感じます。

今後への期待

私自身、どの国で、どの言葉で、どのように“見せる”のが最も伝わるのか―その答えはまだ模索の途中です。国や文化が違えば、伝え方も変わります。だからこそエクスパンディさんの存在が心強いのです。

究極の抹茶を正しい形で世界へ発信していきたい。そのために、エクスパンディさんと共に一歩ずつ進んでいきたいと思っています。

会社名
株式会社孫右ヱ門
所在地
京都府城陽市水主南垣内20-1
業種
製茶、日本茶小売業
取扱商品
日本茶(抹茶、煎茶、ほうじ茶)